香川県高松市でカトラリーを
手作業で作られる、作家樫原ヒロさん。
製作をお願いして届くまでに約1年。
丁寧に手作業で作られる樫原さんのカトラリーは他の誰にも真似できない素晴らしい魅力がたくさん詰まっています。
樫原さんは日頃から使うデザイン性のあるカトラリーが、日本人の骨格にあっていない。
そう思っていたそうで食事のしやすいカトラリーを追求したのだそう。
海外のカトラリーは日本人の口には大きく、
金属が不自然にあたる。
そういった気になる部分を削ぎ落とし使い心地の良いカトラリーを目指しできた、
カトラリー「SPICA」
種類はスプーン、フォーク、ナイフ。
(2024年よりケーキフォークも追加)
そしてプラスで、バターナイフと
なっております。
▲スプーン / SPICA
▲フォーク / SPICA
▲ナイフ / SPICA
▲バターナイフ
樫原さんの真鍮のカトラリーは、少しエイジングしたような、キラキラゴールド真鍮というより少し鈍色の風合いとなっています。
とても落ち着いたアンティークのような仕上がりですが、ここからまだエイジングするそうで、使っていくごとに経年変化をしていく楽しみがあります。
使って、お!となったのは、真鍮カトラリーでは良くある「金属味」がしないこと。
真鍮のカトラリーってかわいいけど、あの独特な感じがちょっと...という方にも安心してお使いいただけます。
持ち手となる肢の部分には、丁寧に細かく槌かれた槌目が施されています。
指に触れる部分なので、これが妙に心地よくて、指の滑り止めにもなる見た目にも使い勝手としてもいい仕上げです。
持ち手の肢の部分はスプーンとフォークのみ湾曲していて、
手にフィットしやすく、
これが、持った時にお皿から口へ運ぶ動線のとりやすいこと!
実際に使ってみると、カトラリーとしての「使いやすさ」をより深く深く、研究して作られているんだなと感じることができます。
かわいいだけじゃないんです。
▲ナイフは持ち方に併せて持ち手の部分はまっすぐのデザインです。
ナイフは控えめに、でもしっかり切れるよう深めの刃がついています。
斜めに研磨されたエッジは本体のエイジングっぽい加工ではなく、真鍮のキラッと感が出ていて、これが猛烈かわいいアクセントになっています。
スプーンは、口あたりのいいすぼまった形が良くて、口に入れた時に不自然に当たらない。
口に含んでから出すまで、心地の良い計算される口た形状です。
フォークも先の先の細部まできれいに正確に作られています。
最後に、ご案内のバターナイフは、樫原ヒロさんのSPICAシリーズではないのだけれど、
持ち手の槌目の模様や雰囲気が似ていて一緒に使っていても相性の良いものでした。
朝食にパンを食べるんだっていう時、一緒に並べたらきっと素敵だと思う。
刃がしっかり斜めに削がれているので、バターを取りやすく、塗りやすい。
刃が左右片側じゃなく全面についているので利き手を気にせず、みんなで使うことができるのもポイントです。
テーブルに直接置いても、ナイフの部分がつかないので汚れにくく使いやすいのも特徴です。
樫原ヒロさんのカトラリー、SPICA。
いかがですか?
洗練されたデザインはもちろん、
色合いも、使い勝手もとてもいい樫原さんの丁寧な物作りが伺えるアイテムたち。
使うごとにいろんな「いい」が発見できるアイテムです。
▲カトラリーの裏側には樫原ヒロさんのサインが入っています。
小さいサイズも仲間入り
スピカのフォークが小さくなった、
でも小さすぎず、ちょうどいいサイズ感のケーキフォーク。
デザートフォークや、ケーキフォークってたまにすごく小さすぎたり持ち手が短すぎたりで使いづらいものもあったりするけれど、さすがのごとくの持ちやすさ。
スイーツ時間を楽しめる、特別なひとときを演出してくれるアイテムです。