埼玉県で、金工をされている組地翔太さんが
手がけるKUMIJI DESIGN。
組地さんが作るアイテムは、無駄がなく繊細で素材感を活かしたものばかり。
そんな組地さんを知ることになった
きっかけがこのスッカラ(スプーン)と、
併せてデザインされた「ポク(フォーク)」でした。
スッカラは元々韓国のスプーンの名称。
通常のスプーンとは違い、
スッカラは平べったく、形が丸っこい。
そして柄が細長いというのが特徴です。
韓国料理屋さんに行くと、石焼ビビンバとかに刺さっているのを見かける、韓国で独自に育ってきたツール。
どちらかというと、業務的に使われているのはステンレスが多いのですが、KUMIJIさんのスッカラは真鍮で作られていて、これが、とてもかわいい。
テーブルに並べるとカフェのような雰囲気で、楽しい食卓を演出できます。
普通のスプーンと比べると、
とっても平べったいスッカラの形状は、
食べ物をすくいやすくするためなんだそうな。
そんな形状に加えて、KUMIJIさんのスッカラは、口に入れるときに金属が当たる部分がとーっても少なく、スッキリとした口当たりになっています。
スッカラと共に製作されたポク(フォーク)もスッカラとデザインをあわせていますので、使い心地は同じように良く、ペアで並べるとさらに可愛い。
フォークの先はちゃんと刺さりやすくなっているのですが、尖りすぎないように配慮されたデザインで、心配りが見受けられる嬉しいポイントです。
柄は手作業で叩いた跡が若干残っています。
これはあえて残されたデザイン。
手作業で作られた温かみと、アンティークっぽい雰囲気がさらに魅力をUPさせてくれています。
この細く特徴のある柄がとってもかわいいんですよね。
真鍮は無塗装なので、だんだんと艶が減ってきて鈍い色になってくる。
そんな雰囲気もアンティークらしさが増して素敵なので、経年変化も楽しみになります。
綺麗な真鍮のままでがいい場合もお手入れでツヤツヤに戻せます。
自分らしい好きを育てていける。そんなカトラリー。毎日の食事にプラスしてはいかがでしょう。
KUMIJIさんの真鍮カトラリーレストとの組み合わせもオススメです。
ロングサイズが仲間入り
(2024.2.21追記)
スッカラとポクのシリーズに
ロングサイズのスッカラが仲間入りしました!
スッカラよりも少し細く長めの柄に
小ぶりのさじがついたロングのスッカラ。
ソースやドレッシングを混ぜるのにも良し、
パフェを掬って食べるのにも、
マドラーがわりにも使って良しなアイテムです。
ジャムやハチミツなどの
深めの瓶に使うのにも最適。
さじが小さめなので細めの瓶にもスッと入るし、隅に残った取りづらい最後のひと掬いにも手が届きやすいんです。
ロングスッカラは普通のスプーンより、さじ部分がお椀型に凹んでいないので、
ジャムなどを掬った後、ナイフのような感覚で、そのままパンに塗りやすい。
▲持ち手の柄の部分はスッカラと同じ繋ぎ方。
実は「ロング」なのに不思議とスッカラと長さが変わらないのでカトラリー用のトレーや引き出しにもきちんとおさまります。
1本でもみんなで使える用途があるロングスッカラ。
ひとつお試しいかがでしょう。
▲パッケージ