虫喰い材を用いて素敵なプロダクトを作るブランドretreより、 丸太を削り出してできたとても贅沢なサイドテーブルが登場しました!
価格もまぁまぁダイナミックなんですが、存在感がとてつもなく良い雰囲気。
古木のような、アンティークのような趣あるretreさんのサイドテーブルは木材の表情がとても豊かでお部屋の雰囲気を上質なものにしてくれます。
30cm角のサイドテーブルは4mの原木から削り出したもの。
作業もとてつもなく大変だそうなのですが、
乾燥に1年以上かけ、最終的に4mの原木から出来上がるテーブルはたった2つだけとのこと。
4mの材から手作業で丁寧に製材していくだけでも大変なのに、できあがる数がほんの少しで、しかも年数もかかっているテマヒマ最上級のサイドテーブルなんです。
そもそも、このテーブルの試作を私が初めて見たのは2020年。
その時点で欲しい話はしていたのですが、そこからアイテムとしてデビューしたのがやっとの今年2022年。
たくさんの時間と労力をかけてこうしてやっとご紹介することができた待望のアイテムです。
用途としては、ソファ横に置いたり、ベッド横に置いたりしてサイドテーブルにしたり。
ディスプレイ置きとして小物を並べてもよし。
玄関横に置いてスツールなどにしても便利です。
問題があるとすれば、結構重くて動かすのには気合いが必要なので気軽にいろんなところに持っていくのは難しいということ。
ここだ!と決めたらそこにどっしり鎮座させるのがオススメです。
ほぼ丸太のようなものですから、重さはある。
でも、そこへの配慮もされてはいて、裏面にテーブルとして製品に支障がないように穴を開けて重量を軽くさせていたり、底面の縁あたりが斜めに削られていて、手もかけやすく、少し引きずってもテーブルの角っこで床が傷つかないような配慮が施されています。
虫喰い材は、木としてフローリングなどの製品化ができなくなっているものを活用したもの。
でも木がボロボロになっているという訳ではなくて、ちょっとだけ空いた穴や、虫害によってできた墨を流したような黒い模様は、ならではの風合いと自然の強さを生み出してくれています。
これはあえて作るために切り落とされているものではなく、素敵なアイテムとして生まれ変わらせ、迎え入れることができるretreさんの至極のテーブルなんです。
サイドテーブルの亀裂の部分は、このために製品化した真鍮をたたいて作ったカスガイを使用しています。
テーブルごとに必要な箇所に打ち付けられていて、長く愛用でき、カスガイも素敵に経年変化するよう。
むしろその部分がいいアクセントとなっていい味となっていきます。
このサイドテーブルが初めて届いた時、お寺などにある大木を見た時のような。凛とした雰囲気や、パワースポットではないけれど、そんな力強さを感じました。
なかなか見ることのない国産で、原木から削り出される贅沢なサイドテーブル。
その風合いと趣きは1つとして同じものはありません。
サイドテーブルは1つのみ手配し、旅立ったらまた1つ。とお願いしていく予定。
生命力のあるサイドテーブルはお部屋のパワースポットになってくれるかもしれません。
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