オニキスという天然石を削り出してできた乳鉢。 「Mexican Artisans」というメキシコブランドのアイテムです。
固い天然石を丁寧に時間をかけて削り出し、出来上がるこのアイテムは、
メキシコ南部オアハカという地域で、女性を中心とした先住民族の方々が手作業で作られています。
時間をかけて出来上がるアイテムなので、入荷は1年に1回。
人の手で作り出されているとは思えないほど、キレイで緻密に作られています。
遠い国でこれを作ってくれた方がいるんだな。と思うと手にするのもなんだか感慨深いです。
用途としては、すり鉢のように食材を潰すためのアイテム。
溝があるわけではないので、すりごまを作るように簡単にすり潰すのとはイメージが違うのですが、スパイスやハーブを潰して、そのままオリーブオイルや調味料などを入れハーブソルト、ソースやドレッシングを作ることができます。
しかも、そのまま食卓に並べておしゃれに演出できる。
調理器具でもあり、小皿にもなるんです。
何が潰せるか実験をしたところ、ブラックペッパーなどのホールスパイス、マカダミアナッツ、ピスタチオなどのナッツ類を潰すことができました。
スパイスやハーブは叩くことで香りが広がるので、ゴリゴリしてから料理にかけるとより素材を楽しむことができるのでそんな使い方もオススメです。
潰しにくいものは弾かれて外に飛び出してしまうことがあるので、ティッシュやキッチンペーパー、布類でおさえると使いやすいです。
色は、ホワイトとピンクの2カラー。
ホワイトはすこーし透明感があり綺麗めなカラー。
ピンクはグレーとピンクがマーブル状になった少し変わった、でも可愛らしい色合いです。
小物入れとても可愛く使えそうなアイテム。
とても珍しいオニキスの素材の調理器具なので、料理好きさんへのギフトにもおすすめです。
▲底面
個別写真