倉敷意匠の木箱シリーズより、
栗の木でできたソーイングボックス。
ソーイングボックスといっても、針とか鋏とかそういうのがくっついてくる訳ではないので用途については、恐らく入ればなんでもこいだと思うのだけれど、
「ソーイングボックス」というのが痒いところに届くというか、生活に寄り添うようで。
こんなボックスに入れて繕ったりできたらいいよね。という夢を叶えてくれるような気がします。
この栗のソーイングボックスは持ち手がついているのが、ポイントであり、キュンなところ。
利便性ももちろん良しだし、太めの持ち手がいい感じにフィット&北欧風なデザインでかわいいのです。
上部の蓋を開けると中に取り外し可能な収納トレーが2個ついていて、更にこれを外すと収納の中の全貌が見える。という作り。
深さはしっかりあるので、作りかけの洋服や、布きれを入れておくのももちろん、毛糸のように嵩張るものを入れていただいてもオーケー。
トレーの下は深さ11.4cm。トレーを外して収納すればもう少し余裕も出ますのでお好みで。
収納トレーの仕切りもこれまた取り外し可能になっているので、ちょっとこいつ邪魔だな、となりましたら、えいやっと取っていただけます。
無理に引っ張ろうとせず、垂直に抜くのがコツです。
ボックスの扉は、バタンと音を立てて閉じないように、右側にステーという金具がついていたり。
留め具がない分、蓋を閉じるだけでしっかりとまるように4箇所、小さくて強力な磁石がついていたり。
細かい部分に配慮が行き届いているソーイングボックス。
そしてそして。毎度気になる倉敷意匠の木箱シリーズ、金具のおしゃれさ。
ちゃんと見てみないと気づかないけれど、ほら。実は持ち手を固定している金具が花模様になっているんです。
こういう金具も含め、木材の経年変化を楽しめるのも良いポイント。
いつか世代を超えて引き継がれていくような。
そんな長く使っていきたいと思えるアイテムです。