様々な北欧ブランドの中で、個性的な雰囲気を放つ、ビヨンヴィンブラッド。
シンプルなテイストが多い中で、
独自のラインを貫いたビヨンの世界観は日本でも大人気です。
ビヨンのアイテムの多くには女性のモチーフが描かれているのですが、このマグカップも例外なく、ロザリンデという名付けられた女性が微笑んでいます。
両面ロザリンデ
ビヨンの模様はハンドペイントで1点1点、
丁寧に描かれています。
単色なのに、華やかな雰囲気で不思議な魅力がある。
一般的なマグカップの模様は片面に模様があって裏面は真っ白という物が多いのですが
このマグは両面にロザリンデが描かれているので、カップを持った時に自分側からも対面に座った人からも華やかな印象のまま。
素敵な時間を過ごす為のワンアイテムとなってくれます。
全てはシャンパンのせい
ビヨンのマグカップは壺のような曲線フォルムとなっていて、取っ手を持たなくても手にフィットするし、縁周りも口を付けやすい設計です。
そんな考え抜かれたビヨンのマグ。
ロザリンデという女性の名前を付けたのはなぜだろう。と思ったのですが、どこにも記述はない。
なので勝手に考えを巡らしたところ、1874年に作られたオペラ「こうもり」に出てくる貴婦人ロザリンデなのではないかと想像しました。
この「こうもり」、今までの色々な問題は全てシャンパンを飲んだせい。ということにしようという喜劇。
このロザリンデも嫌なことは忘れてしまおうという前向きな思いで付けられたのではないだろうか、と思う。
全く違うかもしれないけれど、そう思うことでこのマグを使う時に楽しい気分になれそうじゃないですか?
それにデザイナーのヴィンブラッドは舞台好きだったそうなのであながち間違いじゃないかもしれません。