岐阜県の美濃焼、
作山窯で作られるブランド
「 sakuzan 」
和食器でありながら、
シンプルで洗練されたデザインにより、
洋食器としての面も持ったうつわを
多く制作されている人気の窯元。
この度、
あまりまだ出回っていない
sakuzanのNEWブランドと出会いまして。
その中のひとつ、
STYLE というシリーズをご紹介したいと思います。
sakuzan STYLE
食器を選ぶときって
見た目はもちろんですが、
重さや手触りがとても
大事だと思うのですけれども、
STYLEはそれが正にベストなんです。
仕上がりはマットな質感で、
表面がサラリとした粉引の器となっています。
粉引の器は、真っ白ではなく
少しグレーがかっているのが特徴で、
黒い斑点が見られるのですが、
陶器らしい自然な風合いが感じられるのが魅力的だと思うんですよね。
食器自体の重量はあまりないので、
料理が添えられても、配膳が楽ちん。
裏側の底面は、
釉薬が施されておらず、
素地のままとなっているのですが、
食器を持った時に指が引っかかるので、
つるっと滑って落としてしまいそうになる心配はありません。
深いなあ!と
思わずにはいられない
sakuzanのSTYLE。
料理は選ばないが基本
和食にあう食器、
洋食にあう食器。
その日のメニューにあわせて
食器を変えるなんて
常日頃ある光景だけれど、
STYLEシリーズにその必要はありません。
美濃焼の風合いと、
リムのないデザインは和食にあうし
シンプルでキレイな形状は洋食にもあう。
料理に関係なく、日常遣いで使えるのが
STYLEのよさなんです。
触り心地の大切さ
少し前にも書いたのだけれど、
STYLEシリーズは触り心地が気持ちがいい。
マットな質感で、
表面はサラリとしています。
日本人の食事って、
器を持ったり、手を添えたりする機会が
他の国より圧倒的に多いんですよね。
だから、触り心地のよさは大事。
実はあまり気にしていなかったのですが、
実際に使う中で、STYLEの食器に触れると
ほっこりしたり、癒されていることに気づいて。
手作業で大切に制作されている窯元さんの器だからこそ。それが自然と伝わってくるのかな、と
見た目が華やかでなくても、
STYLEの食器は、食事のシーンを豊かに彩る調味料のひとつなのです。