ピーラーに引き続き、
ヨシタ手仕事デザイン室の吉田守孝さんが手がけるプロダクト。
今回は、トリップウェアという食器で、ただの食器とはちょっと違った、そのまま冷蔵庫へ保管ができる器となっています。
家事をスマートに。
トリップウェアは、ボウルと平皿(フタ)の2つの違う形状を、別々に使ったり組み合わせて使います。
別々に使うときは一般的なお皿の使い方なのですが、 組み合わせて使用するときが、まぁ〜絶妙で。
平皿がボウルに対して、蓋になってくれるので、冷蔵庫で保存したい時などにラップを使わずダイレクトイン!できますし、
家族の食事の時間がズレる時に簡単に料理に蓋をすることができますから、保存容器に移す必要がないのです。
今まで、そのまま食卓に並べてもいい保存容器はありましたが、それの逆といったかんじ。
洗い物も少なくて済むから、
主婦のミカタ的なやつなのです。
食器棚に収納するときは、
ボウルはボウル、フタはフタで収納すればすっきりと。
冷蔵庫で保存するときは蓋をした状態で積み重ねることができて、食卓への持ち運びも楽ちん。
料理以外にも、フルーツやお菓子なんかを入れるのも良いのです。
丼物でも楽しい4WAY
平皿はどちらの向きにしても、
蓋としての使えるようになっているというミラクル。
底面を上にすると、なんだかどんぶりみたいに見えるので、様々な◯◯丼で「蓋を開ける」という楽しみを食卓の時間にプラスしてくれます。
蓋を開けるのってなんだか特別で意外と楽しかったりしますし、蓋付きの食器ってわざわざ買うには、そんなに出番あるのかな?と思うからこれくらいのものがちょうどいい。
ボウル皿、平皿、保存容器、どんぶり?と4WAYな訳なので、食器棚もスッキリしそうです。
トリップウェアは岐阜県東濃市で製作されている美濃焼。釉薬がしっかりと施されているので洗い物も汚れが落としやすくなっています。
リサイクルという側面
TRIP WAREにはもうひとつの側面があります。それはリサイクル製品ということ。
陶器は陶土という、とてつもなく長い年月でできた天然資源で作られているのですが、ゴミになった時には、不燃物として埋め立てられ1万年経っても土に還ることがありません。
そこで岐阜県東濃市にて、この状況を打開するべく、エコプロジェクトが発足。
日本に1台しかない食器粉砕機で食器を安全にリサイクルし、陶土に20%含み再活用しているのです。
TRIP WAREはこうした製法によって環境にやさしいプロダクトとして生まれています。
ラップを使用しないなどの面以外にも、とても環境にやさしい意義のあるアイテム。
伝統的な金継ぎがある日本らしい、あたたかな製品です。
NEW!ストレートボウル仲間入り
ストレートボウル、という少し深めでスタイリッシュなタイプを追加いたしました。
取り扱い当初からいいなと思っていたのだけれど、ちょっと希望の仕様と違っていて保留にしてた。
それで1年たって久々に確認してみたら希望が叶っていた。という訳で満を持しての取り扱いストレートボウルなのです。
見た目スタイリッシュだから、洋風なのも合うと思うし、どんぶり的なのはもちろん、ラーメン鉢としてもいいと思う。
ボウルに合わせるフタもストレートボウルに合わせることができるようになっています。
フタは裏表どちらの向きで閉じてもいいし、ソーサーみたいにトレイとしても使えるコンビネーション。
いろんな組み合わせで食卓を色取っていただきたいアイテムです。
フタ:左は底を上面に。右は底を下面に。
フタをトレイとしても使えます。