音楽家の坂本隆一さんが設立した
森林保全団体「more trees」
が生み出すプロダクト。
メディア等でもよく見かけるmore treesの代表的なアイテムがこの「つみき」
デザインは、2020年のオリンピックメインスタジアムを手がけることとなった建築家の隈研吾さんがされています。
知っている人も多いはず!な
今、注目されている建築物の多くに携わっているとても著名な建築家です。
さて、つみきというと四角形や三角形の木のカタマリを連想しますが、このTSUMIKIは一般的によく見かけるタイプのものとはかなり違っています。
シンプルな三角の形状は、何かの1つのパーツのようでいて建築的な要素が多分に含まれているニュータイプの積み木となっています。
ただ、重ねるだけではなく、どう組み合わせて形をつくるか。と深く考えさせられる積み木なのです。
パーツの構成というところが、プラモデルのような模型をつくる感覚を覚えます。
大人でも楽しめる積み木であることは間違いありません。
積み木として遊ばない時でも、組み合わせて棚に飾れば積み木だとは思えないほど立派なオブジェに。
もちろん、小さな子が遊ぶのもおっけー。
元々積み木は、知育玩具として優秀なアイテムですが、このTSUMIKIならば、より発想が豊かになるかもしれません。
海外からは、日本のLEGOとまで言われているのだとか。組み合わせが色々できるので、集中力もつくかも?
このTSUMIKIをデザインした隈研吾さんも、幼少期はつみき職人だったと語っています。
「つみきは僕の人生にとって重要なものです。建築を志すきっかけになったのも、子供の頃ひとりで延々とつみきで遊んでいた体験が大きい。」
つみき職人な少年て、なんだか響きがおしゃれ。このTSUMIKIで遊ばせたら...なんて将来を期待しちゃいそうですよね。
つみきの素材には、宮崎県諸塚村のスギの無垢材が使用されています。
杉の木には適度な柔らかみがあり、触っているととても穏やかな気分になります。
自然素材はプラスチックなどの有機化合物より小さな子に与える影響はとてもいいのだそう。
さらに金具を使用せず、職人の熟練技で木材のみでうまく接合されているので優しい造りとなっています。口に入れちゃうような、小さな子にも安心。
年を重ねるごとに、だんだんとピースを増やしていくと、できる組み合わせも増えたりして楽しいかもしれません。
大人でも楽しめることができますし、インテリアオブジェとして飾れますから、将来大きくなったときに、これでいっぱい遊んだなー、と思い出を残すこともできます。
無塗装のTSUMIKIは、だんだんと色が濃くなる経年変化が現れますので、時の変化とともに長く愛用ができるアイテムです。
サイズによって、パッケージ裏面に組み合わせできるバリエーションが書かれていたりしますからコンプリートできたらいいですよね。
TSUMIKIの売上の一部は森林保全へと寄付されることとなっています。
間伐材を使用し生まれたアイテムがいろんな人の手元に届き、
その収益でまた森を整備する。
手元に渡ったTSUMIKIはおもちゃとしてだけでなく、自然の一部を体感できるアイテムでもあります。
出産祝いなどのプレゼントにも最適です。